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ドイツで紅茶 レストランで食後に紅茶をオーダーすると、 お湯を入れたカップにティーバッグをぶちこんだものが運ばれてきて、 がっかりすることがたびたびですが、 ドイツでも北の方では、ティーバッグでなく茶葉をポットで淹れて紅茶を飲む習慣があり、 デュッセルドルフのケーキ店ハイネマンの裏手に紅茶専門ショップもありました。 また、家の近くの高架のアウトバーンからTeekanneという、 赤いティーポットがトレードマークの大手紅茶メーカーの社屋が見えました。 このTeekanne社の子会社、ポンパドールのペパーミントやカモミールなどのハーブティーは 日本でも売ってるので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。 ドイツでは電気コーヒーメーカーでコーヒーを淹れることが多いようですが、 うちではコーヒーメーカーは使用しませんでした。 大した理由があるわけでなく、 単に夫が家でコーヒーを飲みたがらなかったので 一人分のコーヒーをドリップで淹れていただけです。 夫はたいてい日本茶を飲みたがるので、 ティーバッグの緑茶と焙じ茶は欠かせませんでした。 自分用には、普及品の紅茶のティーバッグを飲んでばかり、 日本から持ってきた緑茶はもったいなくて滅多に飲みませんでした。 真空パックなら封を切らずにおけば湿気る心配はありませんし。 かの地ではティーバッグなら何でも一通り売ってましたが、 アイスティー用に淹れるとよい、と言われるアールグレイを ホットにして気軽に飲むのも好きでした。 ペパーミントティーなら紅茶とのブレンドでなく、純ペパーミントのを淹れて レモン果汁をたっぷり絞って飲むのがいいです。 ドイツ人が体調の悪い時によく飲むカモミール、 私はこれはちょっと苦手。 ハーブティーは実に種類が多く、紅茶にハイビスカスをブレンドしたような ミックス物もたくさんあります。 それから冬によく飲んだのが、Hustentee(咳茶)やBronchitistee(気管支炎茶) Kopfschmerzentee(頭痛茶)といった、薬効のある(らしい)ハーブティーがいろいろありまして、 頭痛茶はあまりおいしくなかったですが、 咳茶と気管支炎茶は、紅茶と違って胃に負担が少ないので 冬場の暖房で乾燥する体に水分を補うよう、よく飲んでいました。 お客の時はともかく、家族がそれぞれ勝手に好きな飲み物を飲むことが多かったので 一人用の茶漉しが便利でした。 大型茶漉しTeedauerfilterは、マグカップにセットしてお湯を注いで蓋をすると ちょうどポットを使ったように茶葉を蒸らすことができ、 茶漉しを引き上げたら蓋を受け皿にして濡れた茶漉しを置いとけるので便利です。 また、紙製の茶袋Teebeutel/Papierfilterもあって、一人用の小さめ縦長のサイズで、 これを使うとお湯が袋の上部までしみてくるのがちょっと釈然としないのでした。 ![]() これで日本茶も淹れて、マグカップで飲んじゃいます。 |
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コーヒーポット 結局、一番良く利用した喫茶店は、アウトバーン上のドライブインの食堂、 あるいは、動物園や大きな公園にあるカフェでした。 コーヒーは、カップ入りTasse Kaffeeと、ポット入りKa"nchen Kaffeeがあって、 楕円形の小盆にレースペーパーを敷き、カップとポットを載せて持って来てくれます。 デュッセルドルフ郊外にあるクレフェルトの動物園のカフェに入って、 コーヒーを注文し、オバちゃんがお盆とカップを持って来ましたが、 コーヒーのポットが見当たりません。 しばらくしてから「コーヒーがまだ来てないんですが・・・」と聞いてみたところ、 「もうテーブルの上にあるじゃない」とのお返事。 クリーマーだとばかり思っていたステンレスのポットのふたを開けると そこにコーヒーが入っていたのでした。 あらためて観察しましたが、やはり日本の古めの喫茶店で出てくるコーヒークリーム入れの 大きめのものにしか見えませんでした。 奥様会で、ホテルの喫茶のケーキバイキングを利用したことがありますが、 コーヒーと紅茶が、魔法瓶に入ってテーブルにどどん。と置かれます。 魔法瓶にはお湯、と思い込んでいた私は、最初の一度は驚いたのですが、 ドイツでは魔法瓶でコーヒーを保温するのは普通のことらしく、 いつだったか、ホテルの朝食でコーヒーを頼むと、 陶器の一人用ポットでテーブルまで持ってきてくれたものの そのコーヒーはキッチンで大きな魔法瓶から移し替えたものであったのを目撃しました。 クラブ・メッドの朝食でも、各テーブルにコーヒー、紅茶(これにはお湯が入っていて、ティーバッグを利用)、ホットミルクの魔法瓶が、 どて・と置いてありましたね。 赤ちゃん連れでドイツを旅行したある方が、赤ちゃんのミルク用に、ホテルのフロントにお湯を頼んだら、 普段コーヒー用に使用している魔法瓶にお湯を入れて持って来たので コーヒー臭いお湯が入っていて、赤ちゃん用に使えなかったと言ってました。 ![]() |
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ケー・ギャラリーとケーファー デュッセルドルフの中心部にある、高級ブランドショップが立ち並ぶケーニクスアレー(王様通り) その中心にあるのがファッションビル、ケー・ギャラリーです。 どのくらいハイソかというと、 普通一玉1マルクで買えるアイスが、この界隈では2マルク以上するのです。(←アイスで測るな) でも、ビル内の通路は広いし、子供服店や薬屋や食品街があってそこそこ買い物ができて、 地下にセルフサービスのカジュアルなレストラン、マルシェMarche'があって、 私は割に気楽に出かけていたのです。 (でもマルシェで日本人に出会うことはほとんどなかった。 安くなくておいしくないせいでしょうか。 奥にボールプールがあって子供が遊べる個室があり、便利だったんですけど) 地上階には、ケーファー(Ka"fer:てんとう虫)というオープンカフェ風のお店があります。 ちょっと凝ったサンドイッチ、ケーキなどを売っていて、 スパゲッティなどの軽食を食べることもできるのですが、 いつ見ても、コーヒーを飲みながら談笑するドイツ人で賑わっていました。 子供連れでは腰が引けてたので、ここでお茶したことはないのですが、 しかし、デュッセルドルフの中でも1,2を争うハイソなカフェで、 てんとう虫もようのマグカップに入れたコーヒーが、受け皿に乗せられて、 出てくるんですね。 ケーキの方もたてよこが大きくて、マグカップに見合った大きさとはいえ、はじめて見たときは違和感でぎょぎょっとしました。 気楽にコーヒー(か紅茶)で一息入れたいときには、 パン屋さんを利用します。 大き目のパン屋の店内には、セルフサービスの喫茶スペースがあって、 あまり大きくないパン屋でも立ち飲み、立ち食い用のカウンターがあるところが多いです。 高級そうな喫茶店は、お金持ち風老婦人でいっぱいだったりします。 ケーキ屋さんにも喫茶軽食コーナーはありますが、階段がベビーカーを阻んだりしますので あんまり行けなかったので、かなり残念です。 ![]() ケーファーのお店は、←こちらがわ。オープンカフェ風なのですが、こんな絵で、わっかるかな〜 |
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もらえる幼児 何歳までなのか確かめたことはありませんが、 幼児はあちこちでアメやグミをもらいます。 幼児に朝ごはんをしっかり食べさせるのは、なかなか大変です。 仕方がないので、ミルクかココアを飲んだきりの状態で、いっしょにおつかいに連れて行きます。 ドイツでは、週に2回ほど、決まった曜日に、公共の駐車場などを利用して 青空市Wochenmarktが立ちます。 郊外の八百屋や肉屋が荷台を引いてきて、店を出すのです。 うちの近くでは水曜と土曜、日本人が多いO地区では火曜と金曜、 旧市街のKarlplatzでは常設の(と言っても日曜日はお休み)青空市が立ちました。 八百屋では子供がもらえる物はあまりありませんでしたが、 肉屋では、必ずSchinkenwurst(丸いけど、日本でいうところの成型角ハム)をいちまい もらうことができました。 これが次男の(長男は幼稚園にいます)「朝ごはん」になります。 マルクトでなくても、普通のお店の肉屋でも同様に、 子供はシンケンヴルストを100%の確率でもらっていました。 花屋で花を一輪もらったこともあります。 チーズはたいてい肉屋で買うのですが、 O地区のマルクトには、肉屋とは別にチーズ専門店が出ていて、 ここでチーズを買うと、ハムと同じくらいの大きさで、スライスしたチーズをもらえました。 店舗営業のお店でも、幼児はよくもらいものをします。 うちの前のクリーニング店では、クマのグミのミニパックか、チュッパチャプスのチョイスができました。(笑) 韓国人経営の日本食店では、レジに安いキャンディーが置いてあって、帰り際にもらえました。 (もちろん、断ってもいいのです) スシとほか弁で定評のあるM日本食店では、チュッパチャプス。 パン屋さんは、午前中は何かをもらうことはほとんどありませんでしたが、 午後おやつを買いに行くと、時々クッキーなどもらえることがありました。 スーパーでの買い物ではまずありえない、対面販売オンリーの「おまけ」です。 |
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役に立つ未就園児 幼稚園児と未就園児の子供という取り合わせは、手がかかります。 お手伝いはしないし、子供同士では遊べないし、 幼稚園の送り迎えで時間的拘束があって、なおかつ母親が一人になれる時間がない。 所用があれば、未就園児は託児所に連れて行くか、ベビーシッターを手配することになり 手間も時間もお金もかかります。 こんな面倒くさい子供の世話(と、家事)ですが、 「無邪気な笑顔に救われる思いがする」以外にも 子供がいてよかった〜〜〜〜〜と思えることがあるものです。 うちのアパートと、道路をはさんで斜め向かいに パン屋とクリーニング屋と酒屋がありました。 パン屋は、入居した5月頃には「近日開店」と張り紙がしてある空き店舗で、 実際に営業を始めたのは12月初頭でした。 それはさておき、 市内中心部の大手チェーンベーカリーでは、 ぱりっときれいな印刷文字の値札が商品の棚にずらりんと並べてあるのですが、 住宅地のなじみ客ばかりのベーカリーでは 読みにくい手書きの値札、それも全部には添えられていませんでした。 日本人が大勢入居している大きなアパートの前にあるにもかかわらず 日本人の利用者はさほど多くなかったようで、 パン屋のお兄さんに 「日本人は日本人用のパン屋でパンを買うんだろう?」と (まあたぶんいくばくかの不満をこめて)尋ねられましたが 私は値札が読みにくいので、買いにくいんじゃないかと思っていました。 日本のパン屋さんのようにお客がパンを取って最後に会計するのではなく ドイツ語で「○○を下さい」と伝えて取って貰わなければいけませんから。 それに、お弁当を作る家庭では、朝、ご飯を炊いちゃいますからね、 わざわざパンなんぞ買いには来ません。 パン屋に訪れる客は、店に入るなりまっすぐカウンターに近づいて さっさと欲しい商品を告げ、さっさとお金を払って出て行きます。 勝手がわからないうちは、スピーディーに買い物をすることができず、 しかも20分トラムに乗って行けば、日本語でパンが買える環境とあれば・・・・・・ 気が重いってもんです。 しかし、小さな子供を連れていけば問題は一挙解決、 「何にいたしますか?」と店員が尋ねたら、 「ちょっと待ってね」と言ってから かたわらの子供に「何食べたい?あれがいいの?」と尋ねるふりをして 実は、他の客がどうやって注文しているのか密かに聞いていたり、 何を買おうか自分で考えたり、 読みにくい値札の文字を判読したりしていました。 そのうちこちらもだんだん慣れて、 子供を使って時間稼ぎをしなくても、さっさと買えるようになりましたし、 "Zwei Stuck Mohnbrotchen, ein Stuck Sesamibrotchen, drei Stuck Schokocroissant, bitte!"(けしの実がのってる丸パン2個、ごまがのってる丸パン1個、チョコクロワッサン3個下さい) てな感じで、いろいろ取り混ぜて買えるようになりました。 ちなみに朝、朝食用のパンを買う時は、子供のお弁当は冷や飯ののり弁になります。あははは。 だんだん度胸がついてくると、 本当に子供に聞いて、欲しいパンがなかった時には、何も買わずに店を出たりもしました。 うちの前のパン屋さんは、朝6時半から夕方6時までが営業時間。 歩いてすぐのところで用が足せるのって、やっぱり便利です。 ![]() |
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フランクライヒの水 デュッセルドルフで住むことになったアパートは、 先住者がドイツ人だったので、 台所も照明もカーテンレールも何もない、丸裸の部屋でした。 不動産屋を通してベッドやタンスや照明やカーテンを入れてもらい、 その他必要な家具は、住みながらボチボチ買い足していったのですが、 入居した時点では、台所設備が全くなかったのです。 入居して1週間たった土曜日に、 台所の設置工事が始まり、 冷蔵庫を搬入してもらったのですが、 この冷蔵庫が、日本で使っていたものより小さかったので (これで暮らしていけるんだろうか・・・?)と少々不安になりました。 せっかく新品を買うのだから、できるだけ希望に沿うようにしたかったので、 せっかくの冷蔵庫は1週間使わずにおいて、 次に工事人(ドイツ人)が来た時に、 「もっと大きな冷蔵庫に交換して欲しい」と話してみました。 すると、工事人は、反論してきました。 「ドイツ人は普通この大きさの冷蔵庫を使っている。 容量が足りないのなら、冷凍庫を買い足して、食料を保存すればいい。 ドイツ人はそうしているんだ」 私たちも反論しました。 「これじゃ、絶対足りない。 小さな子供が二人いるし、日本食を買い置きするから、 ドイツ人よりたくさん食品を入れて使うんだ。 絶対交換して欲しい。」 工事人は、買い置きしてあったエビアン6本入りのケースに目を留めて、 「大体どうして"フランクライヒ"の水なんか飲むんだ。 ドイツに住んでいるなら、ドイツの水を飲め!」と言い放ちました。 結局、不動産屋に話を通して、 冷蔵庫は大きいものに交換してもらえることになり、 最初に搬入した冷蔵庫も、新しいのが来るまで使っていいことになりました。 以後、エビアンはわが家では 「"フランクライヒ"の水」が通り名になり、 「"フランクライヒ"の水、まだある?」 「"フランクライヒ"の水が残り少ないから、買ってこなきゃ」のように使われていましたが、 日本食料品店から、 お米といっしょにボルビック(これもフランスの水) それから、アポリナリスというドイツの炭酸入りミネラルウオーターを配達してもらうようになって、 エビアンはいつの間にか飲まなくなりました。 おわかりでしょうが、"フランクライヒ"とはドイツ語で"フランス"という意味です。 ![]() |
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ベルリナー・ヴァイセ ドイツには、いろいろなビールがありますが、 かなりびっくりしたのは、 「ビールを甘くして飲む」ことです。 夏によくやるようですが、 この場合には、 デュッセルドルフ名物のアルトビールのような褐色のビールは用いず、 ピルスナーのような黄金色の軽いビールに、 コーラとか、シロップを混ぜて甘みをつけて、 ごくごくっと飲みます。 日本のビールは、苦味を強調した味のような感じがするので あまりこの飲み方には適さないかもしれません。 ベルリナー・ヴァイセは グリーンのシロップで味付けしたビールで デュッセルドルフでも飲むことができました。 ベルリンでしか飲めないものでもないと思います。 見た目はメロンソーダそっくりで、(泡も立っているし) ブランディ・グラスをバカでかくしたグラスに大盛り、 ストローを添えて出てきました。 味は見た目のとおり、ジュースのように甘く、 遠くでほんのりとビールの苦味を感じました。 ![]() |
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レストランでは最初に 日本と違って、ドイツのレストランでは、ただ(無料)の水はもらえませんので、 テーブルに案内されて、席について、 まず飲み物を注文します。 飲み物が運ばれて来るまでの間に、メニューを読んで、 食べ物は、飲み物が来た時注文します。 コーラなどもありますが、 ほとんどの場合、わが家では、水(炭酸入り)を注文します。 ドイツのレストランでは、水といえば炭酸入りが一般的です。 炭酸水の銘柄を選べる店もあります。 わが家では、全員炭酸水OKでしたが、 水のグラスが苦手でした。 いわゆるロンググラス、背の高いグラスなんです。 店によっては、レモンを切ったのをふちに引っ掛けて出してくれますが、 とにかく幼児には扱いにくく、 食事中ずっと、グラスを倒しやしないかと、緊張しっぱなしです。 そして、実際よく倒して、内容物をこぼすので、 せめて被害を最小限にしようと、飲み物は水ばかりになりがちです。 日本に一時帰国して、 子どもと一緒におそば屋さんの座敷に上がり、 背の低いコップで「ただ」の水が出てきたときは、 妙にほっとしたものでした。 ![]() 4人がけのテーブル席で食べることがほとんどでしたので、 実際にはこのように相席をして他人様に迷惑をかけることはありませんでしたが・・・ |